コラム

モノタロウのDMに見た「本当のAI活用」と、リアル接点再評価の話

2026.03.01
モノタロウのDMに見た「本当のAI活用」と、リアル接点再評価の話

今回は、最近のビジネス現場で感じた「気づき」と「発見」を3つのトピックスでお届けします。


①AI活用の本質は「省力化」ではなく「顧客体験の向上」にある

②現在地を知ることで、やるべきことが見えてくる

③情報過多の時代だからこそ、再評価される「リアルの接点」


①AI活用の本質は「省力化」ではなく「顧客体験の向上」にある

先日届いたモノタロウのダイレクトメールを見て、思わず感心しました。

表紙に並んでいる商品はすべて自分が過去に閲覧・購入したもので構成されており、同封されているクーポンも、新規向け・既存向けなど購入履歴に応じて最適化されています。

つまり、届くチラシ一冊が完全に個人にパーソナライズされているのです。

これは当然、人の手では実現できません。AIや自動化の仕組みがあってこそ成り立つ取り組みです。注目すべきは、自動化によってチラシ制作の工数を下げながら、同時に顧客への反応率を高めているという点です。

昨今、AIの活用が話題になっていますが、現場では「AIで省力化した結果、顧客への対応が画一的になった」「AI対応によってかえって満足度が下がった」と感じる場面も少なくありません。

本来のAI活用とは、省力化しつつも顧客満足度を高めることにあるはずです。自社の効率だけを追うのではなく、「その先にいるお客様がどう良い体験をできるか」まで設計すること。モノタロウのDMは、その好例だと感じました。

②現在地を知ることで、やるべきことが見えてくる

「今やっている活動は果たして正しいのか」「他社はどんなことをやっているのか」——こうした悩みは、マーケティングに取り組む多くの方が抱えているのではないでしょうか。

こうした状況で大切なのは、客観的に俯瞰して現状を把握し、自社なりの判断基準を持つことです。施策そのものは実行できていても、この基準がなければ改善の方向性や次の一手が見えてきません。やりっぱなしにならず、事業のゴールに向かって着実に進むためにできることは、その会社の状況によってさまざまです。

このたび、東京都中小企業振興公社でのご支援内容が事例記事として掲載されました。チームで同じ目線を持ち、着実に実行を積み重ねることで成果につながった事例です。ぜひご覧ください。

▼東京都中小企業振興公社「デジポート」企業事例(2026/02/12掲載)

デジタル施策の基準と効果検証を体得 Web広告最適化とWeb改修、メルマガ細分化で成果創出

③情報過多の時代だからこそ、再評価される「リアルの接点」

記事、動画、資料などの制作コストが下がり続け、高品質なコンテンツが溢れている現在、Web上の情報収集だけでは情報の波に飲まれてしまい、本当に必要な情報は何か、本当に信頼できる人や会社はどこかを見つけることが難しくなっているように感じます。

そうした中で、展示会でのリアルな接点が改めて再評価されているように思います。展示会は既存事業の販路拡大だけでなく、新規の取り組みの効果検証や、思いもよらない出会い・協業が生まれるきっかけにもなり得ます。費用や準備、事後対応の負荷は決して小さくありませんが、だからこそ真剣に取り組んだ分だけリターンの大きい施策になると考えています。

弊社もこの3月、展示会に出展いたします。製造業向け情報検索サイト「イプロス」を運営する会社が主催する新規の展示会で、3月24日(火)・25日(水)に東京ビッグサイトにて開催されます。ご来場される方がいらっしゃいましたら、ぜひお話できますと嬉しいです。

▼営業・マーケティングの現場で「いま使うべきAIがわかる」展示会

AI/DX 営業・マーケティング展 2026 Spring

以上、今月のトピックスでした。

もし、マーケティング体制の構築やAI活用の方向性、展示会の活用などについてご関心がございましたら、お気軽にこのメールにご返信ください。

今後とも、株式会社オルタックをよろしくお願い申し上げます。

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